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「SEOで一番重要な施策はなんですか?」

2017年7月21日|Webマーケティング

EC実践会の「SEO」は、ボトムアップ設計という基本設計の上に成り立っています。
さらにGoogleさんもSEOのシグナルは200以上あると名言しています。
いろいろな要素が組み合わさって、はじめて有効な施策になると思っています。
だから「これ!」という必殺技のようなものは存在しないのです。

しかし、SEOボトムアップ設計において根幹となるのは、
「ターゲットキーワード選定」になります。
購買確率の高いキーワードを選定することが重要です。
たとえば、チーズケーキを販売している店舗さんは、どんなキーワードを
ターゲットキーワードに選定したらよいでしょうか?
当然「チーズケーキ」が頭に浮かぶはずです。
チーズケーキは月間10万回検索されているビッグキーワードです。(繁忙期2月)
しかし、ここでやってほしいことは「実際にチーズケーキで検索してみてください」ということです。
そうしますと、上位に上がっているページはほとんどが「レシピ」サイトになっているることに気がつきます。
つまり「チーズケーキ」の検索ユーザーの大半が「チーズケーキを買いたい」のではなくて、
「チーズケーキを作りたい」ユーザーであることがわかります。
実際に「チーズケーキ通販」というキーワードになりますと580回程度の月間検索数になってしまうのです。
経験上、検索結果(SERPs→Search Engine Result Pages)の1ページ目を調査した場合
ECで考えたとき、7件以上が販売サイトだった場合、そのキーワードは購買確率が高いことが予測されます。
逆に6件以下だった場合は、購買確率が低い可能性が高くなります。
是非、ターゲットキーワードを選定する上で重視してみてください。

ところで最近こんな記事を発見しました。
最近ネットの記事を読んでいて面白いタイトルがありました。

「SEOとCRO (Conversion Rate Optimization、コンバージョン率の最適化) はどちらが重要か?」

この記事に関する内容として、6月に開催させていただいたセミナーのパネルディスカッションで
非常に重要なご指摘をいただきました。

「EC実践会のノウハウを実践して転換率(コンバージョン率)を上げる施策を実施したのですが、
その結果なんと検索順位も上がったのです。これにはびっくりしました」

つまり、どちらが重要か?という問題ではない、ということです。
最近のGoogleさんの傾向としては
「いかにユーザーにプラスになるコンテンツを提供しているか?」
を重視しているのではないか?ということが上げられます。
これは当たり前といえば当たり前のことなのですが、SEOでGoogleの動向ばかりを気にして
対策を実施している方が多いのも事実。
そういった手法がもはや通用しなくなった、ということなのだと思います。

ですから「SEOで一番重要な施策はなんですか?」というご質問に対する適切なご返答としては、
次のようになります。

EC実践会では「購買動機」の明確化を重要視しています。
購買動機は
・欲求の満足
・問題の解決
の2つがあると思っています。
これらを満足、解決するために存在するのが「コンテンツ」です。
このコンテンツが最近Googleさんに評価されていて、SEOにも好影響となっています。
先ほどのタイトルに対する返答としては「CRO施策の結果、SEOも好影響になる」となります。
ですから「SEOで一番重要な施策はなんですか?」のお答えとしては、
——————————————————-
・ターゲットキーワードの選定
・CRO (コンバージョン率の最適化)
——————————————————-
の2つが重要である、ということになります。