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水上浩一ブログ

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キュレーションと情報の説得力についての考察

2014年12月30日|その他

水上 浩一です。

キュレーションという言葉があります。
意味としては

複数の情報を独自の視点にて編集して、新たな意味や価値をプラスすること、価値を再構築すること、またはその作業を指します。

EC実践会の事例で申し上げると、沖縄物産品卸販売の「沖縄王国」さんが高校生の修学旅行には「これ買っとけば間違いないセット」というおみやげのセットを販売してヒットさせました。これは1品1品は沖縄県内どこにでも売っている普通の商品ですが、高校生の修学旅行のおみやげに最適なセット、という視点で編集したことで利便性が高まったわけです。

ここでのポイントは
・ターゲット:高校生の修学旅行
・ベネフィット:利便性が高まる
ということです。
つまり購買動機の細分化・具体化=シーン提案が明確になったのです。

キュレーションには「視点」が重要だと思っています。

■まとめサイトはキュレーションか?

ここで一つの疑問が生じます。
いわゆる「まとめ」サイト、ページはキュレーションかどうか?ということです。
上記の定義で考えてみると、まとめただけではキュレーションにはならないと思います。「視点」と「新たな価値」が創出されていないからです。
ただ個人的には特定の内容について掘り下げている「まとめ」は利便性が高いのでぎりぎりセーフかな、と思っています。
たとえばビットコインについて調べたいとします。
そのとき「ビットコインまとめ」サイトがあったと。
これは非常に助かります。
ただ、できれば、「ビットコインのアルゴリズムについての解説」や「ビットコインの将来性についての考察」「ビットコインのセキュリティーについて」等、もう一段掘り下げてもらえるとよいな、と思います。

そういう観点では、
・情報を編集することで新たな価値を創出する
・複合キーワード(ビットコイン・アルゴリズム等)で情報をまとめる
のがキュレーションということになると思います。

逆に、ビッグキーワード単一での「まとめ」では価値をプラスしたり新たな意味を付加したりできていないと思いますので単なる「情報の集合体」でしかないと思うのです。

SNSにて特定の記事を紹介して「本当にその通りだと思います」というコメントだけ、という情報発信を散見します。
単純に良い情報だと思うものを紹介しているのだと思いますが、これだけでは単なる記事紹介でしかありません。
記事を紹介するのでしたら、ぜひそこに「一次情報」を付加してほしいと思います。

■一次情報の重要性

一次情報というのは、「私が直接見た、会った、直接聞いた」等、自らが仕入れた現場情報を指します。ちなみに二次情報というのは「誰かが言っていた、本に書いてあった、メディアでリリースされていた」等、他の第三者を介して入手した情報のことです。
よい記事紹介というのは、記事にプラスして「自分自身の見解、もしくは紹介者の一次情報を付加する」ことではないか、と思います。
たとえば、先日オールアバウトから「今年お世話になったWebサービス」を紹介してください、というご依頼がありました。
ここでたとえば、
「Evernoteはノートブックが便利で、しかも最近はチャットもできるようになって・・・」とツールについての機能紹介について書いてしまいそうです。
でもそういう内容はどこにでも書いてありますし、新たな価値を創出しているとも思えません。

そこでたとえば「インプット、特に読書を有効活用するためのツール」という視点で紹介すると、

■Evernote

仕事柄、多くの書籍に目を通しています。
ざっと目を通すもので数十冊、精読するのでも10冊以上あると思います。
読書によるインプットは「アウトプット」してこそ有用だと思います。
読んだだけでは身に付きません。
私は「読書メモ」を必ず書いています。
読んだ感想、読んで思いついたアイディア、書籍のなかで
気になった部分の抜出。これらをエバーノートで行っています。
基本インプットはすべてエバーノートにメモします。
ビジネス雑誌の読書メモや日々のネット上での情報収集等。
それらを1か月単位で再度読みなおし、「自分のまとめ」として
再編集しています。ノートブック機能や、スマホでも
チェックできるところが気に入っています。

■kindle

毎月かなりの冊数の本をインプットしていますが、
すべての本で「読書メモ」を書いています。
そのときに、重要な部分の抜出をしているのですが、
これまでは、紙の本だったので、すべて入力しなおしていました。
これがかなりの量で、入力するのに、1時間ぐらいかかってしまい、
それがボトルネックになっていました。
kindleは、「kindle.amazon.co.jp」というサービスがあり、
kindleで読んでいるときに気になった部分を「ハイライト」することで
そのハイライト部分を、「kindle.amazon.co.jp」上で確認することができます。
これらをコピペしてエバーノートに張り付けて「読書メモ」として
活用しています。非常に時間短縮になり重宝しています。

というように紹介することができます。
ここでは「読書でツールをいかに有効活用するか?」という視点で

Webサービスの紹介をしています。

しかも実際に自分で行っていて、便利だと思ったことを書いています。
こういった視点の有無が情報の説得性には重要だと思います。

■追加

2014年年末集中して勉強している「プログラミング」。

この世界も「キュレーション」が重要なのだと思いました。