住宅建設にランチェスターの弱者の戦略ルールを応用するとこうなる！
小さな子供がいる若い夫婦が、土地付きの持ち家住宅建設にランチェスターの弱者の戦略ルールを応用するとこうなる！
１．土地付き住宅を手に入れるには高額の資金が必要になるので、貯金はわずかしかなく収入も多いとは言えない子育て世代の人が、土地付の住宅を手に入れるのはとても難しくなります。
この難問を解決するには経営と同じように、ランチェスター法則の研究から出てきた「弱者の戦略」がとても役に立ちます。
その１番目は、「誰のために」住宅を建てるか、目的をはっきりさせることになりますが、子育て世代では当然「子供」に焦点を当てることになります。
２番目は、住宅は一生の財産という重装備の考え方を捨てることになります。
３番目は軽装備の考え方を守り、カッコつけたり他人に良い所を見せようとせず、現実をより重視することになります。この３つの原則に従って住宅建築計画を立てると、成功する率が高くなります。
２．私は知らないうちにランチェスター弱者の戦略ルールを応用していました。
２．私は２５歳のとき、誕生から１２カ月たっても歩かない長女のために小さな家を建てたのですが、知らないうちにランチェスター弱者の戦略ルールを応用していました。
これについては第１章の竹田陽一の住宅建設物語で説明しています。ところが「住宅は一生の財産になるのだから、どっしりしたものを建てなければならない」という、重装備な考え方が根強くあります。しかも住宅雑誌で紹介されるのは貯金が多くあって収入も多い人が建てた豪邸が多いので、ついこれに惑わされ、住宅の建設に踏み切れない人がいます。これには弱者の戦略を応用すると解決します。
３．社長様へメッセージ
この教材は中小企業の経営に直接役立つことはありませんが、親戚の若い夫婦や若い従業員さんの中で土地付の住宅建設を考えている人がいたら、これをプレゼントされると大いに感謝されることになるはずです。
- 第１章 竹田陽一の住宅物語。
- 第２章 経営戦略と住宅戦略。
- 第３章 子育て世代の住宅戦略