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ネットショップスマホトップ・商品ページの長さについて

2020年5月17日|Webマーケティング, You Tube, ネットショップ運営のコツ

「ネットショップ「勝利の法則」 ランチェスター戦略」(マイナビ出版刊)

■「スマホトップ、商品ページは長い方が良い?シンプルな方が良い?」

スマホのトップページに対するご質問で多いものい「スマホトップは短い方が良いのでしょうか?
いろいろ盛り込むと長くなってしまうのですが?」というのがあります。
それに対する回答はシンプルです。
「長いのが良いのか?短いのが良いのか?というのが論点では無いです。
ネットショップのスマホトップはとても重要です。検索エンジンからの来訪ページはトップページか
カテゴリトップが多くなります。
そのときに重要なことが1つあります。
それは「タップ数が増えれば増えるほど、離脱率も当然落ちますが、それよりも転換率が落ちてしまう
のです。ですからタップ数は少なければ少ないほど転換率は上がります。究極を言えば、来訪ページで、
つまりトップページやカテゴリトップで商品を決めてもらえると転換率が上がる、ということです。
ここに選び方ページの重要性があります。当然、選び安いページにしようとすると、
ある程度のコンテンツが必要になってきて、必然的に長くなります。ですからトップページや、
カテゴリトップについては、長い短いが重要なのではなくて、選び安いかどうか?が重要で結果的に
長くなる、ということです。」
実際にサイトのリニューアルをして利便性を高めようと階層を深くしたところ、転換率が
がた落ちして売上が激減したネットショップさんがいらっしゃいました。
そこでタップ数が増えると転換率が落ちることをお伝えして、階層を減らしてもらい、
トップページやカテゴリトップに選び方ページを実装してもらいました。すると転換率が上がり、
売上が戻ったどころか以前よりも高くなったのです。
これは商品ページにも言えることで、これまた良くある質問に
「AmazonやZOZOTOWNのようなシンプルな商品ページにした方が売れるのでしょうか?」
というのがあります。
こちらに対する回答もシンプルで「商品ページの転換率を上げるポイントは『共感の創出』です。
共感は人に対する共感、商品に対する共感、店舗に対する共感が重要で、それらをしっかり
伝えるためにはシンプルなページでは実現できません。商品画像やスペックだけのシンプルな
商品ページはAmazonやZOZOTOWNだから売れるのであって、同じことを自社ECサイトでやっても
全く売れません。共感しないからです。」とお答えしています。
実際に、これは何度もABテストしたので間違いありません。
シンプルなページにした方がよいと思ったネットショップさんが売れないので相談にいらっしゃいました。
そこで、今のお話をお伝えして共感の3要素をページに入れ込んでもらいました。
するとその商品ページの転換率が3倍になり、ショップ全体の売上も2倍になったケースがあります。
基本的に自社ECサイトは、そのページで購入意思決定できることが重要だと考えます。