陶山訥庵の戦略を実践し宅配牛乳で成功した戦略
住宅のリフォーム業、損害保険業、訪問型介護業、玄関マットや掃除道具のレンタル業、宅配牛乳業など、1回当たりの取引高が小口になる業種では、従業員1人当たりの年間粗利益が400万円~550万円になる場合が多くなります。これでは経費を節約しても、赤字になる率が高くなります。
1回当たりの取引高が小口になる業種で業績を良くするには、生産性マイナスの「移動時間」を大幅に少なくし、お客の訪問件数を思い切って多くしなければなりません。これに役立つのが、1700年、元禄12年長崎の対馬で8万頭の猪を全滅させた、陶山訥庵の究極の地域戦略になります。
西村信一氏
S急便の下請けをしたあと、牛乳の宅配業に転業。2年後に陶山戦略と出会い、応用して成功した。