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ランチェスター戦略の勘違い「長時間労働の勘違い」

2021年1月10日|Webマーケティング, You Tube, ランチェスター経営戦略

「ネットショップ「勝利の法則」 ランチェスター戦略」(マイナビ出版刊)

■ランチェスター戦略の勘違い「長時間労働の勘違い」

まず「長時間労働」について定義してみたいと思います。
1)長時間労働とは?
2)なぜ長時間労働が必要なのか?

1)長時間労働とは?
これは語句自体に勘違いさせる要因があります。
ちなみにこの「長時間労働」は基本的には「経営者」に向かっての発言となっています。
ここではそこに「ネットショップ店長」も含めたいと思います。
そもそも「労働」とするからおかしい訳で、私の解釈では「仕事」となります。
「仕事」というのは相手に役立つことをする、ということです。役立つことには、
・役務提供
・役務の品質を高めるためのインプット(役務にまつわる知識、教養)
・インプットを活用した高品質のアウトプット(役務にまつわるもの、その他情報発信)
これらに対して「仕事」に含まれないものは、
・単純作業(経営者、店長では時給が高すぎる梱包発送作業等)
・単純業務(経営者、店長では時給が高すぎる伝票仕事、経理作業等)
ここに長時間、時間を割いても「長時間労働」にはなりません。
これは単純作業、単純業務をバカにしている訳ではなく、
竹田陽一先生による「経営者の仕事時間の配分」
・営業活動に53%
・新商品開発に27%
つまり広い意味での営業活動に経営者、店長は全体の仕事時間の80%を使わなければならない。
その80%に対して長時間費やすことが重要だ、とおっしゃっているのです。

2)なぜ長時間労働が必要なのか?
これは簡単に答えることができます。
「差別化をはかれるぐらいダントツの実力を得るため」です。
私は師匠からEC実践会がスタートした2009年に「今の仕事をしっかりと継続していきなさい」
とご指導をうけました。そしてそれを実直に行っています。
師匠によると、ほとんどの方は、少したつと違うノウハウや方面に手を出し始めてしまうそうです。
独自性を出そうとする場合ならまだ良いのですが、ほとんどの方は「飽きて」しまって
他のノウハウに手をだしてしまうそうです。
第二法則ではリソースの2乗に販売力(ここでは差別化できる実力)は比例しますから
その差はどんどん開いていくことになります。
たとえばEC実践会(つまりネットショップコンサルティング)
以外にもう一つのことに手を出したとすると、
私のリソースを10としますと、
EC実践会だけに集中した場合→10の2乗=100の実力
EC実践会以外にもう一つのことに手を出した場合→5の2乗+5の2乗
EC実践会については5の2乗ですので25の実力しか身につきません。
さらにもう一つ、合計3つのことに手を出した場合は3.3の2乗=10.89
EC実践会一つのことだけに集中した場合、100の実力で突き進めますが、
他の事業や違う領域のノウハウにリソースを分散した場合、
EC実践会については25、もしくは10.89の実力しかつかないことになります。
一つのことに集中することで100の力で成長できることになり、
これを長時間やるので強くなるのです。
まとめますと「長時間労働の本質は、競合他社に追い越されないようにするために、
1つのことに集中して負けないようにすることで、単なる作業時間が長ければいいわけではない」
ということにつきます。